研究実績

18年度卒新卒採用:就職サイト利用企業が年々増加

17年3月1日より、18年度卒の新卒採用の告知が始まりました。同時に、主要な就職サイトがオープンしました。サイト状況を調べて、今年の傾向をまとめてみました。その内容を一部ご紹介します。

調査対象(主要インターンシップサイト)

  • リクナビ
  • マイナビ
  • キャリタス(日経ナビ)

調査項目

  • 掲載社数
  • エントリー受付企業数
  • 説明会受付企業数

結果

ここ数年、掲載、エントリー受付、説明会情報添付企業数が増加傾向にある。背景は、企業の採用意欲の向上により、積極的な広報活動が行われるようになったため。

  • 主要就職サイトの掲載企業数が、昨年比1.2倍。
  • エントリー受付企業数が、昨年比1.6倍。
  • 説明会情報添付企業数が、昨年比1.3倍。

まとめ

企業は、より二極化する。
 ・知名度のない企業は、サイトの中で埋もれる可能性が高まる。
また、エントリー受付企業が増え、エントリーがより分散する。
  中小、不認知、不人気業界の企業は、母集団形成に苦戦する。
 ・昨年よりも、より出会うこと(説明会)を重視する。

学生は、
  掲載企業が増えると、大手企業、知名度のある企業、人気業界、人気職種の企業の選択肢も増加する。結果、その業界、企業だけを見て、他の業界、企業を見なくなる可能性がある。不認知、不人気業界の企業は、学生が見つけるまでに時間がかかる。

■補足:採用スケジュールについて

  18採用:3月広報、6月選考 ※前年と変わらず。
  17採用:3月広報、6月選考 ※前年より、選考時期のみ前倒し。
  16採用:3月広報、8月選考 ※前年より、広報、選考時期を後ろ倒し。
  15採用:12月広報、3月選考

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