2017年6月1日、日経産業新聞に下記の記事に掲載いただきました。
『残業40時間ありえない 就活生100人調査 』
以下、抜粋です。
残業が月40時間なんてありえない――。2018年春卒業予定の大学生の採用選考がきょうから正式に始まるのをうけ、日本経済新聞社は「就活学生100人アンケート」を行った。浮かび上がってきたのは、長時間残業への強い拒否感だ。
東京のオフィス街ではリクルートスーツ姿の学生が目立つ(5月24日、東京・大手町)
「1日あたり1~2時間が許容範囲かな」。リクルートスーツ姿が目立ち始めた5月中旬、東京・大手町で記者の質問に答えてくれた就職活動中の男子大学生は語った。女子学生も「1日に2時間を超えるようだと、ちょっときついですね」と話してくれた。アンケートでは「月にどれくらいまで残業しても構いませんか」との質問を設けた。最も多かったのが「20~40時間(1日あたり1~2時間)」の43%だった。「20時間未満」と「残業はしたくない」をあわせると60%に達した。就活学生の10人に6人は月40時間を超える残業はしたくないと考えていることになる。