17年6月1日より、19年度卒以降の学生向けインターンシップの告知が始まりました。同時に、主要なインターンシップサイトがオープンしました。サイト状況を調べて、今年の傾向をまとめてみました。その内容を一部ご紹介します。
調査対象(主要インターンシップサイト)
調査項目
- 掲載社数
- インターンシップの実施月
- インターンシップの実施日数
結果
- 主要インターンシップサイトに掲載されたインターン実施企業数は、 6月1日時点で延べ1万3000社を超える(前年比1.6倍)。
- インターンシップ実施のピークは例年通り8月と変わらず。 また、2月の実施企業数が大きく増加している。
- 1dayインターンシップは、実施企業数、実施割合が増加している。インターンシップ実施企業の約7割が1dayインターンシップを開催する。
※それぞれ、サイト間の重複を含む。
まとめ
- よりインターンシップと新卒採用(就職活動)が同じ意味になっている。インターンシップや採用スケジュールの形骸化、また採用活動の早期化は避けられない。
- インターンシップ実施企業数は、最も少なかった6年前、13年度卒向けと比較すると、約18倍と大きく増加している。
- 実施のピークは、夏(8月・9月)から冬(12月~2月)へシフトし、採用につなげようとする動きがみれる。
- 1dayインターンシップを含め、開催する目的、狙い、インターンの内容を精査しないと企業が埋もれる可能性が高く、学生に見つけてもらえない。また、参加したとしても学生を引き付けることができなくなる。